行きしぶり・不登校の現状

平成30年度の全国の小中学校不登校数は164528人で、神奈川県は12594人となっています。鎌倉市では小学校76人(前年度より23人増)中学校131人(前年度より22人増)で増加しており、指導結果登校する・できるようになった児童生徒が小学校16人、中学校が42人となっています。

市内フリースクール主催の「不登校」についてのオンライントークを視聴し、市内の小学校の現状と対応についてまとめました。

まずの主な不登校の理由は、

1、高学年になるにつれて学習についていけなくなる→やる気がなくなり、周りと比較して不安になる。

2、友だち関係→友人の言葉が気になる、不安になる。

3、幼少期疾患

4、大人数が難しい、苦しく感じる。

(コロナ後の分散登校はクラスが半数で登校出来たが、通常に戻り登校できなくなったケースもある。)

 

となっています。原因がはっきりしているため支援しやすいのに対し、

 

5、高学年に見られるホルモンによる無気力→人のことが気になりやすい。

6、家庭(夫婦間、兄弟)の問題→心が揺れやすくなり、現状を相談しにくい。

7、怠惰の傾向→ゲーム依存、学校に興味がない。

 

などは外からは見えづらいく、本人も理由を上手く表現出来ないこともあります。

 

<行きしぶりの場合の学校の対応>

第一段階 何が原因を探る。

不登校には複合的な問題があり、本当の理由をつかみにくく、一つ問題解決したとしても次々と問題が出てくる場合があります。この初期対応を間違えてしまうと不登校になってしまう可能性高くなる。

第二段階 学年での教職員チーム、教育コーディネーターと原因を探る。

それでも解決につながらない場合は、教育センター相談員やスクールカウンセラーと計画を立てる。

しかし、無理には行かせるのではなく、どういう学びが必要か様々な手段で考える。(家庭訪問・オンライン)

 

<保護者のお願い>

・無理に学校へ行かせようとしない。

・今、子どもがどの段階にいるのかを見極める。(半日だけ登校、フリースクール、外出できない・先生と話が出来ないetc)の見極めをして、学校へ伝える。

 

<これからのこと>

学校へいけないことや辛い事を担任に話して、保護者の問題解決をする。

不登校は充電期間でもあり、自分が何をしたいのかが見えるまで待ってあげる。

学校以外でも経験を積める場所があること教えてあげる。

 

登校したくても出来ない子どもたちは自分に葛藤し、欠席することに罪悪感をおぼえます。葛藤を抱えきれなくなる、親や学校からのプレッシャーに耐えきれなると感情が爆発し暴力に及ぶ場合もあります。思春期になるとコミュニケーションが難しくなり、支援には根気もいります。将来の不安や心配を子どもに押し付けず、行けない子どもたちの目線での支援が求められます。