休校中の小中学生への支援について

鎌倉市では、3月3日から始まった市立小中学校の休校期間が5月31日までに延長されました。

4月29日に開かれた臨時議会補正予算では、休校が長期化することを見据えて、学習・生活支援を行うための端末賃借料など1億6126万円が追加されました。

この2ヶ月半、子どもたちは学校や友人たちとのつながりが遮断され、先行きの見えない状況に不安も大きくなっているのでないでしょうか。これからは学習の遅れを取り戻すだけではなく、心のケアや日常生活リズム整えることから行わなければいけない状況です。

今回、新型コロナウイルス感染防止対策として学校全体で100台の携帯電話も確保しています。まずは担任の先生が電話連絡で子どもたちの様子を把握し、時間差での個別の登校も行われます。

タブレット端末の活用については、4月末から各家庭のインターネット通信環境調査を行ない、GW明けに端末貸出しのお知らせを通知します。環境が整っていない家庭や、希望する家庭には5月の4週目頃に業者から直接タブレット端末が送られてくる予定です。

オンラインでの支援は、第4週目から開始し、まずは参加できる児童生徒で、1日30分程度の「朝のホームルーム」を行ないます。今後は学習支援にもひろげていく予定で、全児童生徒を対象にした本格的運用は5月下旬を目指しています。しかし、学校の再開時期が早まった場合など、端末をどの程度まで有効活用できるでしょうか。既に2月議会では1人1台のタブレット端末が支給されるGIGAスクール構想が予算化されており、今回はそれとは別に新型コロナウイルス感染防止対策として補正予算が追加されています。緊急事態の中、子どもたちが平等に支援を受けられ、コミュニケーションのとれる環境の整備を進めることは評価できますが、運用するまでの準備や手間、子どもたちが上手く活用できるまでの時間を考えると、教職員の新たな負担や、保護者の協力が得られるかなどの心配もあります。

学校再開に向けて、子どもたちのモヤモヤとした心をリセットし、学習の意欲への準備や、教職員・友人関係が安心して築けるよう、工夫した活用していただきたいです。