いい香りは安心できる?香害について学習会

神奈川ネットでは香害アクションチームを立ち上げ、これまでも学習会の開催、自治体調査や署名活動を行ってきました。

今回はかくたこども&アレルギークリニック医院の長角田和彦さんを講師に迎え、有害化学物質物質イソシアネートの影響について学習しました。

 

 

 

 

 

 

 

最近、人工的な強い香りのする商品が多く出回り、香りに過敏でない人には和らいだ気分を作り出しますが、敏感な人には神経系が過剰に反応し、健康被害が広がっています。特に、幼児期の場合は味覚の発達異常を起こす可能性があり、先生も懸念されていました。

日本では香料の規制はされていませんが、世界的にみると、カナダが無香料方針の先輩国で、アメリカでは政府官庁、自治体、病院などで無香料や低香料を求めています。

人工香料の大きな問題点は、香りを長持ちさせるためのイソシアネートが揮発するポリウレタン性のマイクロカプセルが柔軟仕上げ剤や消臭スプレーに使われ、環境中に増加しており、日常生活のイソシアネート濃度がTLV(職場環境平均許容濃度)を超えはじめていることです。マイクロカプセルは洗濯物を干すと周囲に飛散し、繊維に固着した場合は洗っても取れません。8割以上は下水に流れており、プラスチック汚染されています。イソシアネートは「ポリウレタン」して収縮性のある衣類・文具・ゴム製品・道路舗装工事のコンクリートなど、身の回りの様々なものにも使用されています。皮膚に1番近いポリウレタンは多くの衣類に含まれていますが、数年で劣化していく過程で分解されてイソシアネートが揮発することも分かりました。ポリウレタンの素材は、「スパンデックス」「エラスタン」「ライクラ」「ロイカ」と色々な名前で販売、記載されています。

環境中、食品中のさまざまな化学物質や毒物でアレルギーやアトピー性皮膚炎を発症や、1度起こると治りにくい病気(血管障害や認知症、精神疾患)につながる可能性もあります。

私たちひとり一人が健康な状態で生活することが大切です。そして、子どもたちが自分の能力を1番に発揮でき、たくましく育つために、大人たちは何ができるのか。今後も学びを深め、地域からの活動を進めていきます。