鎌倉市内有料老人ホーム見学と議会報告会を行いました。

 鎌倉市台にある有料老人ホーム施設を見学しました。

 こちらは16年程前に、全国で初めて生協が創設した住宅型老人ホームとして開設されました。施設内はまるで我が家にいるようなアットホームなつくりでした。この施設見学は、老後の生活について真剣に考える方の要望があり、開催することになりました。

 1階は厨房・浴室・コミュニティスペース・事務所になっています。浴室の浴槽は檜が使われていてとても温かみがあります。2、3階は個室と共用スペースです。自宅でいう「居間」のような共用の場で食事をし、憩いの場としても活用されています。個室も光が差し込み明るい空間でした。廊下には入居者さんが作成した掛け軸も飾られ素敵でした。(なんと、以前ヘルパーとして介護をしていた方の作品でした!)屋上からは大船の街と大船観音が望め、入居者さんは気分転換出来ます。この施設は消毒のツーンとしたアルコール臭がなく、せっけんでの掃除が行き届いていて、きれいです。こちらでは、介護相談員・販売とレンタル、車の外出支援、成年後見人サービス、家事・介護サービス、食事材や日用品の宅配サービスなど暮らしをサポートする仕組みも整っており、安心して老後の生活を送れます。
   
   
今回はは見学と合わせて、介護保険制度の利用手順や介護用品の基本的な説明を伺いました。介護保険制度を初めて利用する方は分からないことばかりです。突然、家族の介護が必要になった時は支える側の心の余裕もありません。地域包括支援センターやケアマネジャーに相談し、コーディネートしてもらえますが、大事な選択を迫られるのは家族です。本人に将来の希望を聞いておくことや、介護に関する情報に耳を傾けることも大切です。相談機能の充実は必須です。

 次期介護保険制度の改定では、国は、要介護1・2も介護給付から外し、自治体が行う域支援事業に移行させる方向です。利用料金は、所得に応じて利用者1割負担から2割~3割負担に引き上げ、ケアマネがたてるケアプランも有料にすると言われています。40歳から介護保険料を払っていますが、必要な時に使える保険制度なのか、大変懸念されます。たびたび変わる制度に、地域包括センターはじめ介護事業に携わる人たちからも、わかりにくいとの声をお聞きします。今後も介護をテーマにした学習会や意見交換会を開催し、求められる制度について当事者の皆さんと一緒に考えていきます。