「子供」が「子ども」でいられるための5つの権利

2018年10月22日 12時30分 | カテゴリー: 活動報告

全国学童保育研究集会に初めて参加しました。会場の関東学院大学のキャンパスには全国から4400人ほどが集まりました。

早稲田大学名誉教授の増山均さんによる「子どもの権利を学ぶ」分科会に参加しました。増山さんは子育て問題、子どもの人権と文化問題など総合的視点から「子どもの研究」を進めています。

1970年以降学童保育が大きく発展し、現在新しいスタートラインに入っている一方で、学童に通う子どもには「無罪刑務所」と思っている子どももいるとのべました。親がどんなに子どもを想っていたとしても、子どもの側から考えることが重要だということを強調されていました。0~20歳の子ども最も重要な時期だと指摘し、子ども期について社会の一員、権利・生活の主体として捉える「子ども」、親、企業、国の型によってはめられた「子供」、あるがままの姿を捉える「こども」の3つの視点からの分析もされました。現在は学力テストなど、「子供」の世界に閉じ込めようとする動きがあり、このもとで子どもの自由時間が減少し、警戒的緊張状態ての学校生活、ストレスを抱えて学童で放課後の時間を過ごして家庭に帰宅すると述べていました。しかし、学童保育は子どもの権利を承認する流れの最先端にいます。

1.安心して命と権利が守られる権利(養育)

2.学び、理解し、成長する権利(教育)

3.ゆっくり休み、楽しむ権利(遊育)

4.つまずき失敗しても、立ち直る権利(甦育・そいく)

5.子どもの参加権、自治権(治育・ちいく)

子どもとかかわり、「明日も行きたいと思える学童にすることが大切だ」と、のべられました。

 

鎌倉市も学童保育とアフタースクールを一体化した「放課後かまくらっこ」が既に1校スタートしていますが、アフタースクールにおいては予想を上回る登録数です。校庭、体育館の利用も出来ますが、現状の利用人数に対して施設面積は充分ではなく、家庭事情で利用せざるを得ない子ども通います。中には、泣く、騒ぐ、困らせる子どももいると思いますが、子どもたちの意見表明です。1つ1つ大切な意見として耳を傾け、子どもたちの権利が守られ、子どもらしく過ごせる生活の場・遊びの場になるべきです。