鎌倉の歴史を次世代につなぐ~近代建築の保全活動~

2018年7月20日 15時10分 | カテゴリー: 活動報告

 ネット鎌倉が月1 回開催しているおしゃべりサロンのゲストトークに、野村和代さんをお招きしました。


 野村さんは雑誌・W e b ライターとして、また「御成遺産」や近代建築の保存活動など幅広く活動されています。鎌倉には文化的価値の高い建物が数多くありますが、マンションやホテルに建て替えられ、鎌倉らしい景観が損なわれる心配があります。今年 4 月には、若宮大路沿い「犬猫の峰病院」が取壊され、跡地にマンション建設されることが突然決まりました。この建物はドイツの「バウハウス」で学んだ人が設計したモダニズム建築で、現存する数少ない作品の一つです。歴史的にも貴重な建物を残したいと、野村さんが中心となって保存や移築をするための活動が行われました。しかし、工事は進み、今は建物の部材や家具を自らが倉庫を借りて保存されている状況です。貴重な建築物がその価値を理解されないまま民間の不動産に渡ってしまうことのないように、保存・活用を検討する中間組織が必要です。近隣住民の思いにも寄り添いながら、解決策を考えていきます。