鎌倉市立小・中学校の教育費保護者負担の現状について

2017年12月14日 10時53分 | カテゴリー: 活動報告

12月定例会では議員になり、2度目の一般質問を行いました。

今回は、11月から3期目がスタートした松尾市長の「福祉マニフェスト」について。

そして、小中学校の教材費の保護者負担について取り上げました。

小中学校では年に数回の集金がありますが、時期や金額のバラつきなど、公費負担と私費負担について、以前から疑問を抱いていました。鎌倉市内の各小中学校の教材費の保護者負担について調査を依頼したところ、H28年度、小学校の6年間の平均額は(宿泊学習・修学旅行含む)83411円で、中学校の3年間で148782円という調査結果でした。そして、今回気になったのは学校間の差額です。H28年度小学校で一番金額が高かったのは6年生です。一番高い学校では49380円で、一番低い学校は25403円となり、学校間で23977円の差がありました。中学校で一番金額の高かったのは3年生で金額は94813円で、一番低い学校は64999円となり、29814円の差額となりました。

同じ自治体の公立小中学校で学年ごと、学校間に大きなバラつきがあることに大変驚きました。そして、不公平でもあります。この調査結果については校長会で取り上げ、改善に向けて話し合われることが確認されました。

また、小学校の集金は現金を持たせるシステムで、学年が上がるほど扱う金額も高くなります。鎌倉市役所内でも現金がなくなる事件が数回起きており、学校でもいつ何が起こるか分かりません。持参する子ども、持たせる親、集金する先生と三者の心配をなくさなければなりません。また、年度当初の周知も小学校の2年生から6年生は学期途中にされています。保護者負担の見える化をすることは、支出する各家庭の家計の算段に役立つだけではなく、「負担の軽減に向けて工夫出来ることはないか」という問題意識を学校と保護者が共有する第一歩となります。

憲法に従えば「義務教育はこれを無償化する」としています。小中学校に必要な経費の保護者負担はなくさなければなりません。国が責任を持って行うべきですが、鎌倉市もこのデータを活かし、学校教育の保護者負担の透明化と負担軽減の取り組みを急いで進めていくことを求めました。